【たった15分】沖縄で初めての琉球ガラス作りに挑戦

沖縄に訪れたら一度は体験してみたいのが、琉球ガラス作りですよね。

今回は初めて琉球ガラス体験をしたので、その内容をご紹介します!

「ガラス作りってどうやるの?」「初めてでも上手にできる?」と思われている方も多いかと思います。

今回、ライターのかえでさんに匠工房で実際に体験したガラス作りの一連の流れをレポートしてもらいました!

体験予約する前にぜひご覧ください!

匠工房の紹介

外観

大きな看板が目印の『匠工房』。

吹き抜けになっているので、初めてでも入りやすい雰囲気ですよね。

工房感が満載なので、これからできる体験を想像してワクワクしてきます!

店内

ガラス体験の受付を行う店内では、コップやお皿などさまざまな琉球ガラスが販売されています。

ショップなので体験しなくても、琉球ガラスを購入できるそうです。

1つひとつ職人さんによって作られた個性豊かなガラスは、どれも美しくお土産にぴったりですね!

琉球ガラス作りまでの3ステップ

ステップ①:作りたいガラスを選ぶ

まず棚に並べてある琉球ガラスのなかから、作りたいグラスを選びます。

どれも素敵なので、10分くらい悩みました(笑)

選んだグラスの形や色も変更可能なので、完全オリジナルのグラスを作ることもできますよ!

今回選んだグラスはこちら!

コロンとした丸い形と、ペアで使いやすい色味が可愛いですよね。

ステップ②:お会計を済ませる

匠工房は先払いなので、まずお会計を済ませます!

ショップ内のレジで、選んだグラス(体験費用込み)の料金を支払いましょう。

ステップ③:順番が来るまで待機

渡された番号が呼ばれるまで、火傷防止のアームカバーと軍手を付けて待機します。

自分の番が来たら番号札を職人さんに渡して、いよいよ体験スタート!

15分で作れる!琉球ガラス体験工程

①コップの飲み口に印を付ける

溶けたガラスに模様を付けてもらったあと、コップの飲み口になるところに火バサミで印を付けます。

グッと力を入れすぎるとガラスが潰れてしまうので、軽く当たる程度の強さで挟むそうですが力加減が難しい…!

困っていたら、職人さんが丁寧にサポートしてくれました!

②空気を吹き込む

竿を指先でくるくる時計回りに回しながら、ゆっくり空気を吹きこんでいきます。

なかなか空気が入らなくて焦りましたが「もっと吹いていいですよ〜!」と教えてくれたので、いい感じに膨らませることができました!

③飲み口に2度目の印を付ける

1回目よりも少し強めにグッと力を入れて、再び飲み口に印を付けていきます。

しっかり印を付けることで、竿からガラスを切り離しやすくなるそうです!

④ガラスの底を作ってもらう

コップの底を作る作業は難しいので、職人さんが行なってくれます!

自分で作ると安定した底を作れる気がしなかったので、代わりに行なってくれると知って安心しました(笑)

⑤コップを竿から切り離す

竿から切り離しやすくするために、先ほど付けた飲み口の印に水をかけてヒビを入れてもらいます。

もう1本の竿を付けて、もともとの竿の手元の方をコンッと叩くと綺麗にガラスを切り離すことができました!

切り離すと、飲み口になるところに穴が空いています!

⑥最後に飲み口を作る

火バサミをゆっくり広げて、グラスの飲み口を作っていきます。

この工程で、グラスの良し悪しがわかれると思うとドキドキでしたが「リラックス〜」と声をかけてくれたので、緊張がほぐれました(笑)

最後に、道具を持ち替えてさらに飲み口を広げて、形を整えていきます。

左手で竿を転がしながら、右手で飲み口を作るという最難関の工程でした…。

手袋を付けているからか、道具がガラスに当たってる感覚がなく難しかったのですが、職人さんがずっとサポートしてくれたのでいい感じに仕上がりました!

⑦手袋などを外して体験終了

終わったら、手袋やアームカバーをカゴに返して体験終了です!

職人さんがスピーディーに次の工程に案内してくれたので、1人15分ほどでガラス体験ができました!

⑧完成品を受け取る

1日かけてしっかり冷やすため、翌日に受け取りに行きます。

完成品を見ると、お店で買ったかと思うくらい綺麗にできてて感動しました!

店舗受け取りだけでなく、郵送可能なので遠方から旅行に来ている方でも安心して体験できますよ。

ガラス作り体験でおすすめの服装

ガラス体験は、やけどする可能性もあるためできるだけ肌を露出しない服装がおすすめです。

長袖・長ズボンやスニーカーなど、肌を覆える動きやすい服装だとガラス体験を安全かつスムーズに楽しむことができます!

匠工房までのアクセス

Ryukyu Glass Takumi Kobo

店舗近くになると、のぼりが見えてきます。

のぼりのある道に入って、すぐ右の駐車場に車を停めると到着です!

まるで海!匠工房でしか作れない『おんなブルー』の魅力

今回体験させていただいた匠工房では、ここでしか買えない恩納村の海を再現したガラス『おんなブルー』が人気だそうです。

海を閉じ込めたかのような美しいデザインの琉球ガラスなので、どこにいても沖縄を思い出すこと間違いなし。

現在はグラスのみの販売ですが、今後はお皿なども購入できるようになるとのことなので、随時チェックしてみてください!

下記の記事で『おんなブルー』について詳しく解説していますので、ぜひご覧くださいね。

>>>「おんなブルー」に込められた恩納村への思いと、職人としての心構え

まとめ

琉球ガラス作り初体験でしたが、職人さんの丁寧なサポートがあるので大満足の琉球ガラスが出来上がりました!

匠工房ではガラスも透明度の高いものを使用するなどしてこだわっているので、体験だけでなく、質もいい琉球ガラスを楽しめるそうです。

時期によっては飛び込みでも体験できますが、混み合うことが多いので公式サイトや電話(098-965-7550)から予約されるのがいいでしょう。

沖縄で琉球ガラス体験をするときは、ぜひ匠工房に足を運ばれてみてくださいね!

>>>琉球ガラス体験予約はこちらから!