おんなの駅なかゆくい市場で琉球ガラス匠工房の展示会を開催中!「おんなブルー」の新作が勢ぞろい
「おんなの駅 なかゆくい市場」の2階ギャラリーショップにて、琉球ガラス匠工房の展示会が開催中!期間は2024年8月22日(木)~9月23日(月・祝)の一か月間。展示会の様子をお届けします。
■「おんなの駅 なかゆくい市場」のギャラリーへ
いつも観光客で賑わう「おんなの駅 なかゆくい市場」。野菜や食品など恩納村の特産品が並び、年間130万人の来場者を誇る人気の観光施設です。
「おんなの駅 なかゆくい市場」は今年で開業20周年。特産物だけではない “地元のいいもの” を発信していこうという想いから、2階にギャラリーショップをオープンしました。定期的に展示会やワークショップイベントが開催されています。
8月22日(木)~9月23日(月・祝)の一か月間は、「恩納の自然 硝子展」というテーマで、同じく恩納村で活躍するガラスアーティスト・吉田栄美子さんの作品と共に、琉球ガラス匠工房の新作を展示しています。
ショップのギャラリースペース。第25回商工会特産品コンテストで県知事賞を受賞した「おんなブルー」シリーズの新作を多数お披露目しています!
「おんなの駅 なかゆくい市場」の代表・與儀繁一さん(左)と匠工房代表・松田英吉さん(右)。
“恩納村を盛り上げたい” という二人の強い想いが繋がり、今回の展示会が実現しました。
■「おんなブルー」の新作をお披露目
今回の新作シリーズでは、「アイスクラック」と呼ばれる技法を用いて、ガラスの表面に凹凸を付けて海のゆらぎを表現しています。
「おんなブルー」の作品は、1点お買い上げいただくごとに100円を恩納村のサンゴ保護基金に寄付しています。「この取り組みは一生続けていきたいですね」と英吉さん。
新作シリーズは、グラスやお皿といった器以外にも、大型の花瓶や一輪挿しなどデザイン性に富んだラインナップが揃います。
「デザインを思いついたら、すぐに作りたくなるわけさ!」と英吉さん。インスピレーションを日頃から大切にしているのが伺えます。
風鈴やテーブルランプといった日常使いできるアイテムも多数登場。「おんなブルー」の彩りが、普段の生活に沖縄の爽やかな風をもたらせてくれそうですね。
■恩納村への想いが込められた作品たち
宇宙の神秘的な青をモチーフにした「アース」シリーズも展示。深いブルーに引き込まれそう…!
沖縄の県魚をモチーフにした「イラブチャー」シリーズも手に取ってご覧いただけます。「おんなブルー」とは印象が異なる、深みあるブルー×グリーンのグラデーションが美しい!
恩納村前兼久出身で、生まれも育ちも恩納村の英吉さん。これまでの琉球ガラス制作の功績が評価され、作家として平成30年度の恩納村「お宝認定」も受賞しました。
今後の抱負を聞くと、「これからも恩納村からガラス作品を発信し、ガラス制作を通して生まれ育った恩納村に貢献していきたい」と話してくれました。
英吉さんはイベント期間中は毎日納品に訪れているので、タイミングが合えば本人に会えるかも?
「おんなブルー」新作の数々を手に取れるこの機会、ぜひ足を運んでみてくださいね。
■「恩納の自然 硝子展」
開催期間:8月22日(木)~9月23日(月・祝)
場所:沖縄県国頭郡恩納村仲泊1659−9 おんなの駅なかゆくい市場 2階
電話:098-964-1188